Works
福島会津若松の住宅
Fukushima Aizuwakamatsu house





建物概要
所在地 福島県会津若松市
主要用途 専用住宅
種別 改修
延床面積 233.21㎡
築46年の家を住み継ぐための改修計画です。所在地の周辺は山々に囲まれていて、建物はお城の美しい水堀に面しています。
古い家の記憶を受け継ぐように、各所に既存建物の佇まいを残した計画としています。
中央にリビングがあり、奥にはダイニングとキッチンが続いています。既存建物で縁側だった部分を土間として、縁側の心地良さを内部空間に取り込んでいます。
南側の庭に面している土間には、午後の自然光を受けて木漏れ日が広がります。木陰で過ごすように、光と影によって、ゆったりとした時間の移ろいを表現して、家の中でも季節を感じることができる空間となっています。
リビング上部は吹き抜けとなっていて、中央のソファに座ると、建物に囲まれた安心感と、空間の開放感を同時に体感することができます。既存住宅の和室の床の間を残して、小物を飾る展示スペースとして利用しています。リビングと土間は断熱性能の高いLow-eガラスを用いた木製建具で仕切り、冬の寒い日には、木製建具を閉めることで、土間空間が室内の熱環境を整えるための緩衝空間となります。ダイニングとキッチンから眺める窓の外には、美しい水堀の景色が広がっています。建物の奥まった位置に計画することで、落ち着いて食事を楽しむことができる空間となっています。
元々の持ち主は茶道の先生で、建物には丁寧に設えられた茶室と水屋が残っています。既存空間の佇まいを残しながら、土間から直接上がれるようにすることで、日常的に気軽に使うことができる空間としています。
